香港の吉野家だって売り上げを減らしたくはないだろう
大手牛丼チェーン、吉野家の香港にある全六十一店舗で「香港吉野家は、福島の米や食材を一切使っていません」として「良心的な品質、安全食材」と主張するポスターを張り出していることが二十八日分かった。福島県の担当者は「残念としか言いようがない」と話している。
3月終わりにこんな記事を目にした。このようなポスターが貼られるにいたったことにはわけがある。
香港では同年末ごろから「吉野家は全ての米を福島産にすると発表した。がんになることを恐れないなら食べに行って」などと、吉野家を中傷する誤った情報が携帯電話のアプリで拡散した。香港吉野家によると、ポスターはこれに対応するため作製された。
つまりお客さんが減る恐れがあったからだ。
香港吉野家の広報担当者は、福島県の食材を使用しているのかと多くの問い合わせがあったとして「われわれがやらなければいけないのは客の懸念を取り除き安心させることだ」としている。
これはしごくまともな対応だと思う。なぜなら香港に住む人にとっては日本のことなんかどうでもいいからだ。
これが日本国内になれば事情が違う。
「絶無使用日本福島米」と記したポスターの掲示に「復興支援の機運に逆らう行為で、残念だ」(食品メーカー関係者)との声も上がる。日本企業のブランドを背負い高品質や安全性をうたう以上、被災地への配慮や、風評被害の国際的な広がりに対する十分な注意が必要だ。
となる、また日本国内の吉野家は農業生産法人吉野家ファーム福島を設立し、借り入れた約10ヘクタールの農地で栽培するコメやタマネギ、白菜などを集め、1次加工して出荷し。牛丼チェーンの吉野家が全量を買い上げる。
このように全くことなった行動を同じ会社がしてもその土地土地でお客さんのニーズが違うのだから仕方ない。それが資本主義と言うものだと思うと泣けてくるわ。
大昔ヨーロッパの小麦粉避けていたこともあったので大きな口はたたけないんだろうなぁ。
東北のものはちょっとと言う関東に住む人
関東より東のものはちょっとと言う中部に住む人
愛知より東のものはちょっとと言う関西の人
岡山より東のものはちょっとと言う九州の人
住むところが違えば考えもそうなる